人を知る
About Person
Interview 08
ビデオディレクター
変化を恐れない。
その積み重ねが、
新しい表現を生み出す。
CAREER 会社との出会い
変化を恐れない。その気持ちを大切にしてきた。
Q1. これまでのキャリアを教えてください。
キャリアの始まりは、フリーランスの映像作家です。当時はスキーやスケートボードの映像を自分たちのチームで撮影・販売する文化があり、私もそのビデオマガジン制作などに携わっていました。自分自身もプレイヤーでしたが、協議のカッコよさや魅力を伝えたい想いが強まりメディアを担う側に回ろうと決めたのがきっかけです。
その後、デザイン会社の映像チーム立ち上げに外部スタッフとして関わり、のちに正式入社。会社の体制変更に伴い、ADDIXにジョインしました。
映像に興味を持った原点は、MTV全盛期に見たミュージックビデオです。ビースティ・ボーイズなどを手がけたスパイク・ジョーンズ監督の映像に大きな影響を受け、「自分でもこんな世界を作ってみたい」と思ったのがすべての始まりですね。
Q2. 入社を決めた理由を教えてください。
前職はいわゆるオールドメディアの環境でした。そんな中、デジタルマーケティングを軸に展開するADDIXには勢いがあり、新しいことに挑戦している会社という印象がありました。これから働き方や価値観、関わる人が大きく変わっていくことへの期待があり、不安よりも楽しみの方が大きかったです。
もともとデジタル領域には興味があり、自分でも学びながらスキー仲間の伝てでデジタルマーケティングの話を聞いたりしていました。「これまで培ってきた映像の経験に、デジタルの知識を掛け合わせたら、何か面白いことができるかもしれない」という期待を感じたのを覚えています。
WORK 現在の仕事
積み重ねてきた経験を、AIの力で表現。
Q3. 現在の仕事内容を教えてください。
ビデオディレクターとして、映像作品の演出・監督を務めています。
「どう撮れば魅力的に見えるか」「どう表現すれば伝わるか」を考えながら、作品を形にする仕事です。現場での役者やカメラマンへの指示出しから、編集、衣装やグラフィックのディレクションまで、映像全体のクオリティに責任を持ちます。
近年は、その経験を活かした「AI映像制作」にも注力しています。従来の映像制作は多くのクリエイターとの協働が前提でしたが、AIを活用することで、自分の頭の中にあるイメージをよりダイレクトに形にできるようになりました。
もちろん、AIを使えば誰でも同じものが作れるわけではありません。大切なのは、自分が考える「いい表現」を言語化し、AIに適切にプロンプト(指示)として伝えること。そこには、これまでディレクターとして培ってきた経験や感性が生きてきます。AIはあくまでツールです。大切なのは、自分が思う「いい表現」をどれだけ言語化し、AIから引き出せるか。そこに、クリエイターとして積み重ねてきた経験や感性が表れると思っています。
Q4. 印象に残っているプロジェクトについて教えてください。
個別の案件というより、この数年間AIに取り組んできたこと自体が印象深いです。まだ事業として利益が出るか分からない初期から、経営陣が背中を押してくれ、本気で挑戦できる環境を作ってくれたことは大きかったですね。
その後、不動産会社や航空会社の案件など、少しずつプロジェクトが動き出して事業としての手応えを感じられるようになりました。
中でも特にやりがいを感じたのは、北海道・上ノ国町様のプロモーションビデオ制作です。予算の都合でこれまで映像を作れなかった自治体に対し、AIを活用することで新しい形の映像表現を届けることができました。撮影が難しい季節や天候の風景もAIなら表現でき、お客様が本当に見せたかった景色を形にして喜んでいただけたのは嬉しかったですね。
CULTURE ADDIXで働く魅力
仲間がいるから、可能性を広げていける。
Q5. この会社ならではの魅力や、他社との違いを教えてください。
一番の魅力は、「やりたいこと」や「困っていること」に対して、誰かがすぐに手を差し伸べてくれる風通しの良さです。トラブルが起きても、解決に向けて全員がスピーディーに動いてくれる一体感があります。
また、社内には多様な専門性を持ったプロがいますが、お互いに強いリスペクトがあります。「自分にできないことは、その分野のプロを頼る」という関係性がベースにあるため、それぞれが背伸びせず、自分の強みを発揮できて居心地が良いですね。
また、JR東海グループに入ったことで、大きな企業基盤がありながらも、想像以上に「攻める姿勢」を持った人が多いことに驚きました。自由が制限されるどころか、むしろ「もっとやってみなよ」と背中を押してもらえる環境です。
Q6. 今後、この会社で実現したいことや目標を教えてください。
正直なところ、1年後や2年後の未来を明確に描くのは難しい時代です。それくらいAIによる変化のスピードは速く、今は目の前の変化に適応し続けることが重要だと感じています。その中で、時代に合わせたAI動画や映像制作のソリューションを提供し続けていきたいです。
AIの波は今でこそ追い風ですが、いつ状況が変わるかは分かりません。だからこそ、変化を楽しみながら自分自身の価値を磨き続ける必要があります。
映像制作において、単に依頼された通りに作るだけでは人の心に残りません。そこには必ず、作り手の「変数」が必要です。その変数をどう選び、どう扱うか。その部分にこそ人間の価値があり、AIに深く触れているからこそ、逆に人間の経験や感性の重要性を強く実感しています。